2024年3月5日火曜日

手持ちのエネループを放電テストで調べてみた

エネループを 日常的に使っているのですが、この頃、早く無くなる時があるので手持ちのエネループの電池容量を調べてみた。


エネループ 電池容量テストの説明図


Analog Discovery2のロガー

操作画面は、次のように表示される。

設定する項目

history    2 hr    収録時間

updates    1s    サンプリング時間

ch1 DC    選択

single    スタート


テスト開始

問題点1 Analog Discovery2のロガーの表示が右から始まる
                    データーをExportとすると最後のデータが時間0となっている

                    NUmbersで読み込むと 放電グラフが反転して表示される


    対策1    放電時間のデーターをソートして放電電圧データと組み合わせる


    効果        左から始まるグラフ表示になった


手持ちエネループの放電テスト結果

電池番号                     放電時間(分)放電電流 0.5A
#6                                            16   ;寿命
#1                                             34  ;寿命
#4                                            110
#5                                            115
#9                                            118
#3、12                                    119
#2、7、8、10、11    120

この結果を見ると #1、#6は引退
残りは概ね120分程度で、まだ使える

#1の放電特性は次のとおり
放電テスト開始時の電圧は、 1.47V程度で

その後、3分程度で 1.3Vになり放電が続いていたが

30分経過付近で、突然電圧が低下してテスト終了となった。

電池の無負荷電圧が高いからといって、電池容量があるとは

言えないようです。


#1、#6の電池以外は、0.5A放電で 

約2時間程度のテスト放電テストができた。

まだ使える。

テストの難点

この放電テストは、1本あたり 2時間 が必要。

手持ち12本の調査に要した時間

        2時間/本 X 12本 => 24時間

少し長い気がする。

まとめ

  • 電池容量は、放電テストで把握きる
  • 放電テスト時間が 1本あたり 2時間もかかる


テストで気づいたこと

エネループの電池特性
  • 開放端子電圧が高くても、電池容量があるとは言えない

  • 放電テスト中の電池電圧は mVオーダー程度しか変化しない

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