エネループを 日常的に使っているのですが、この頃、早く無くなる時があるので手持ちのエネループの電池容量を調べてみた。
エネループ 電池容量テストの説明図
Analog Discovery2のロガー
操作画面は、次のように表示される。
設定する項目
history 2 hr 収録時間
updates 1s サンプリング時間
ch1 DC 選択
single スタート
テスト開始
問題点1 Analog Discovery2のロガーの表示が右から始まる
データーをExportとすると最後のデータが時間0となっている
NUmbersで読み込むと 放電グラフが反転して表示される
対策1 放電時間のデーターをソートして放電電圧データと組み合わせる
効果 左から始まるグラフ表示になった
手持ちエネループの放電テスト結果
電池番号 放電時間(分)放電電流 0.5A#6 16 ;寿命
#1 34 ;寿命
#4 110
#5 115
#9 118
#3、12 119
#2、7、8、10、11 120
この結果を見ると #1、#6は引退
残りは概ね120分程度で、まだ使える
#1の放電特性は次のとおり
放電テスト開始時の電圧は、 1.47V程度で
その後、3分程度で 1.3Vになり放電が続いていたが
30分経過付近で、突然電圧が低下してテスト終了となった。
電池の無負荷電圧が高いからといって、電池容量があるとは
言えないようです。
#1、#6の電池以外は、0.5A放電で
約2時間程度のテスト放電テストができた。
まだ使える。
テストの難点
この放電テストは、1本あたり 2時間 が必要。
手持ち12本の調査に要した時間
2時間/本 X 12本 => 24時間
少し長い気がする。
まとめ
- 電池容量は、放電テストで把握きる
- 放電テスト時間が 1本あたり 2時間もかかる
テストで気づいたこと
エネループの電池特性
- 開放端子電圧が高くても、電池容量があるとは言えない
- 放電テスト中の電池電圧は mVオーダー程度しか変化しない




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