2024年6月14日金曜日

LTspiceのmodulatorを使ってAM信号を発生する

はじめに

別のLTspiceの実験でAM変調信号を使いたかったので

AM変調波形をMODULATORを使って発生させてみようと考えた。

 

 Webで使い方を調べたのですが、適切なものにヒットしない。


 そこで、自分で調べてみた。

 AM変調波のパラメータ設定がわかったので、

 まとめてみた。


AM変調波のパタメータ

AM変調では、次の四つのパラメータが使われる。
  1. Carrierの周波数
  2. CArrierの無変調時の振幅 C
  3. Signalの周波数
  4. Signalの振幅 S= m X C  ;m 変調度


ここれらのパラメータをMODULATORに設定する

必要がある。


MODULATORのパラメータ設定

●Carrierの周波数

MODULATORのValueに

mark = 500K space = 10


markの設定がCarrierの周波数となる。


        spaceは使われないが、設定する必要がある。


●CArrierの無変調時の振幅 C

AM端子に入力している発振器の

DC Offset  に C (無変調時の振幅)設定


例えば、C=1Vとすると、無変調時の振幅は、±1Vとなる


●Signalの周波数

AM端子に入力している発振器の

Frequency に 信号の周波数を設定


 例えば、 1Kとすると 1KHzで変調されたAM変調波となる


●Signalの振幅 S= m X C

AM端子に入力している発振器の

Amplitudeに 変調度mに応じたSを設定


例えば、C=1Vで m=60%ならば、


S= 0.6X1V

 = 0.6v を設定する


AM変調時の設定パラメータの

説明図を下記に示すので参考にして下さい。






AM変調波のシミュレーション


回路図



シミュレーション結果

    m=100%, 60%, 30%  の結果を表示してみた



 



まとめ

最初、AM変調度のパラメータがあるのかと
    思っていたが、そうではなかった。
 これが分かるまで、時間を費やした。
   
  AM変調のパラメータは、
    FM信号のパラメーターを一部流用して、
    構成されているので分かりずらかった。

    それでも、一度設定すれば、良いので
    これでも良いかもしれない。



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