時間計測に光センサーを使ってみようと考えて
フォトトランジスターで実験してみることにした。
実験に使用した物
- フォトトランジスター
- 光源用 白色LED
- オシロスコープ
フォトトランジスターの型名
実験結果
回路を組み立て、光源に白色LEDを準備した。
白く光るLEDをフォトトランジスターに向けても
反応がない。LEDを近くまで持っていても、やはり反応がない。
白色LEDがいけないのかと思い、光源LED(緑、橙)と変えてみたが、
やはり駄目。
光源の出力が弱いのかもしれないと考え、
懐中電灯で試してみた。
- 防災用懐中電灯 LEDタイプ
- 昔の懐中電灯 電球タイプ
防災用は、反応しない。
しかし、昔の懐中電灯を向けると反応した。
実験したした結果を並べてみた
- LED 橙色 ❌
- LED緑色 ❌
- LED白色 ❌
- 防災懐中電灯 ❌ <= LED電球タイプ
- 昔の懐中電灯 ◯ <= 電球タイプ
どうやら、LED光源の物がダメらしい。
何故か?
そういえば、電球タイプは発熱して光を出す仕組みだった。
出てくる光が違うのかな?
熱が関係しているのか。
考えてみたこと
改めて、秋月電子のデーターシートを読んでみると
”波長が 940nm を中心に感度をもつ” とある。
下記がその説明文。
L-51ROPT1D1は940nmを中心に感度を持つ
5mm砲弾型赤外線フォトトランジスタです。
赤外線の領域だ!!
そうか、LEDとは波長が違うのだ。
試しに、家にあるリモコンを向けて、ボタンを押すと
ちゃんと反応した。
まとめ
秋月電子の説明をよく読むと、
”5mm砲弾型赤外線フォトトランジスタ”と書いてある。
検出できる波長も 940nm と記されている。
そうか、可視光のLEDの光を当てても、応答しないわけだ。
今回の教訓、
部品の説明書はよく読んことが大切だ。
お粗末。
